「家づくりのために土地を探しているけれど、思うような土地に出会えない・・・」
そんな悩みをお持ちの方に、土地探しの新たな選択肢、「空家付きの土地」の購入と建て替えについてご紹介します。
一般的に、家づくりを検討している方は、ほとんどの場合、新しい分譲地や更地の宅地を探します。
しかし、近年、新しく売りに出る土地は希少になっており、当然ながら競争率もかなりのもの。
人気の学区や生活に便利な場所でしたら、さらに競争率は高まります。
運良くいい土地に出会えても、「ちょっと検討してから・・・」などといっているうちに、瞬く間に売れてしまう！なんてことも少なくありません。
そこで注目していただきたいのが、築年数が経っている土地付きの中古住宅です。
分譲地や更地だけを探すより、遥かに選択肢が広がりますし、競争率もそこまで高くはありません。
「でも、リノベーションがしたいわけではないし、古い建物があると解体費がかかりそう……」
「建物の分、購入価格が割高になるのでは？」
といった心配をされる方も多いですが、実は解体費は坪あたり5〜6万円程度。
30坪くらいの家なら200万円弱で解体ができてしまいます。
また、築30年以上経っている中古住宅にはほぼ価格がつきません。
逆に建物が残っている分、売れにくくなっていたり、売る側のオーナーが売却を急いでいるケースも多いため、交渉次第では解体費が割引になるケースも少なくないんです。
選択肢の広がり、競争率の低さ以外にも、土地付きの中古住宅を購入して家を建て替えるメリットはあります。
まず、新しく造成された分譲地などと違い、「すでに多くの人が暮らしている街に住めるという安心感」があります。
敷地としても、過去数十年にわたって暮らしていた人がいたという実績は、安心材料ではないでしょうか。
土地が見つからないと、家づくりが進まなくなってしまう。でも、魅力的な土地はなかなか出てこない・・・
そんな問題を解決する方法として、「空家付きの土地」の購入のメリットについてお話しましたが、
最後に「空家付きの土地」の購入を進めて行く上で、いくつかのポイントをご紹介しておきますので、参考にしていただければと思い
ます。
1.不動産会社への条件に「中古一戸建て」の条件をプラス
今まで探していた分譲地や更地に加えて、「中古一戸建て」の条件をプラスしてみてください。
因みにこのコラムの中ではイメージしやすいように「空家付きの土地」という言い方をしましたが、
不動産会社では「中古一戸建て」と伝えた方がスムーズです。
2.築年数や建物の状態は無視してOK
建て替え前提なので、建物抜きの立地や環境だけを見ていきましょう。
むしろ古い建物ほどお得に土地を手に入れられる可能性が高まります。
3.購入を決める前にsoraiにご相談を
soraiはこうした土地とお客様が建てたいお住まいとの相性やその敷地の活かし方を一緒に検討していきます。
いきなり購入する前に、解体のことも含め、ぜひ一度、ご相談ください。